日本にダイナースクラブが誕生したのが1960年。
クレジットカードとともに歩んできた三井住友トラストクラブの歴史をご紹介します。
1950
ダイナースクラブは、第2次世界大戦が終わってまだ日も浅い1950年(昭和25年)、アメリカで実業家マクナマラと友人の弁護士シュナイダーによって設立されました。
きっかけは、ニューヨークのレストランでのこと。食事を終えたマクナマラは財布を忘れてきたことに気づき、あわてて郊外の自宅に電話、夫人に現金を届けてもらいました。なんとか支払いは済ませたものの財布の到着を待っているのはかなり気まずいものでした。そこで彼は友人のシュナイダーに相談し、二人で1万ドルずつ出し合い、ツケで食事ができるクラブをつくることにしました。
クラブの名前は食事をする人という意味の「ダイナース」。ここに初めて、カードさえあれば、自分の顔を知らない店でも食事ができるクラブができたのです。
1960
1961
最初のカードは紙製でしたが、すぐにプラスチック製のカードに移行しました。当時は日本国内でしか利用できず、表面にサインをし、希望があれば裏面に写真を入れて発行しました。実は、プラスチック製のクレジットカードの発行を一番はじめに考案して使いだしたのは日本のダイナースクラブなのです。
年会費は1,800円。US$5を当時のレートで円換算した金額です。
創刊時の名称は「The Diners Club Magazine」。1968年から、現在会員の皆様にご愛読いただいている会員誌「SIGNATURE」として発行。
1962
今では当たり前の口座振替はここから始まりました。
1978
年会費6,000円。このころ、ダイナースクラブカードが唯一海外で使用できる日本発行のクレジットカードでした。
1980
1984
1986
バラエティーに富んだ賞品をお届けしているリワードプログラムの始まりです。当時は10,000円1ポイントで換算していました。
1990’s
1996
リアルタイムな情報をお伝えするため、公式ウェブサイトを開設。いつでもどこでも必要な情報をご覧いただけます。
2000’s
ダイナースクラブ プレミアムカードの発行を皮きりに、銀座ダイナースクラブカードやANAダイナース プレミアムカードなどを次々と発行。2016年には待望のIC化を開始。
2008
2011
イタリアン レストランウィーク、銀座レストランウィークにも協賛し、ファインダイニングの輪を広げました。
2012
2015
2016
ダイナースクラブは2016年から「SAKE COMPETITION」に協賛し、日本酒の若い造り手を顕彰する「ダイナースクラブ若手奨励賞」を授与しています。
待望のIC化を開始しました。サインに代わり暗証番号の入力でお支払ができます。セキュリティ面も向上し、安心してご利用いただけます。
2018
2019
2019
SuMi TRUST CLUB カードの名称を「TRUST CLUBカード」に名称変更、
Mastercardのカード券面デザイン・名称を変更。
Mastercard の最上位 TRUST CLUB ワールドエリートカード発行開始。
2020
60周年の新たな節目として、カードデザインを刷新。
おもて面のエンボス(凹凸のある印字)をなくし、さらに上質で光沢のあるデザインに生まれ変わりました。
また、サインや暗証番号を入力することなく対象店舗の端末にカードをタッチするだけでスピーディーかつスムーズに決済できるようになりました。
2021
2022
2023
対象レストランの所定のお子様メニューがご家族とのお食事で1名分無料になるサービスです。
読売新聞社主催の金融経済教育イベントでクレジットカードとキャッシュレス決済について講義を実施しました。
2024