ダイナースクラブらしさを約束する
法然上人が居を構えて念仏の教えを説いたとされる浄土宗総本山 知恩院。そこで2022年11月にダイナースクラブの特別なイベントが開催されました。そこに参加をした5名の若手に集まってもらい、どんなことを感じたのかを語り合う座談会を実施しました。ダイナースクラブの存在意義を考えるきっかけになったプロジェクトは、若手の成長にも貢献しています。
Project Member
- 提携営業部
提携推進第3チーム 主任
2020年入社 - 井上
「色々な人と出会える」ことを軸に就職活動を行っていた。富裕層をターゲットとしたダイナースクラブカードはその軸にぴたりと当てはまり、入社を志望した。現在は、提携営業部にてさまざまな提携企業への営業を行っている。
- 利用促進部
セールスプロモーションチーム 主任
2020年入社 - 木村
祖父がダイナースクラブカードを持っていたことから、サービスやイベントに注力しているクレジットカード会社ということを知り、興味を惹かれて入社。現在は、利用促進部にてさまざまな会員向け施策の企画・推進を行っている。
- 業務企画部
業務管理チーム 主任
2020年入社 - 半場
さまざまなクレジットカード会社がある中で、旅行やグルメなど、少し変わったサービスに特化しているところに興味を持ち入社。現在は、社内における業務効率化などをテーマとした企画を行っている。
- 業務第2部
入会受付チーム
2021年入社 - 田尻
これからの成長市場であると感じられたことから、クレジットカード業界を志す。その中で、富裕層向けのビジネスという他社とは違う点に惹かれて入社。現在は、入会受付チームにて、お客様が記入した申込書の確認などを担う。
- 経営戦略部
経営戦略チーム
2021年入社 - 寺田
世界でキャッシュレスが推進されている中で、日本における法人のクレジットカード使用率が、個人の使用率より低いということに着目し、法人営業希望で入社した。法人営業部を経て、現在は経営戦略部で、営業支援ツールの高度化を担当している。
Session 01
不安と期待が交差する、
会員様との関わり
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井上
- 知恩院という由緒ある大きな寺院を貸し切ってのイベントに、私たちは2〜3年目の研修の一環として参加させてもらうことになったけど、最初はどんな気持ちだった?
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田尻
- 私は、入社してからバックオフィスの仕事だったので、会員様と直接お話をするという経験が少なかったんです。そのため、イベントへの参加は正直不安だったのですがダイナースクラブカードを使っていただいているのはどういった方々なんだろうという興味のほうが大きかったですね。
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井上
- 確かに僕もそれまで会員様に直接お会いすることは少なかったので、田尻さんと同じく不安な気持ちはあったよ。普段、特別なサービスを受けている会員様に不快な思いをさせてしまったらどうしようというのが最初の印象だった。
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半場
- 私も入社してからはバックオフィスの仕事をしていたから、二人と同じように会員様にどのように接すればいいのだろうと不安に思っていたよ。でも、一方で当社のイベントがどのようにつくられて、先輩たちがどんなふうに会員様と接しているのかを見られるのは楽しみでもあったのは確かかな。
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木村
- 私は逆にプラスの感情が大きかったよ。もともとサービスやイベントの充実性に惹かれたことも入社のきっかけだったからね。その「特別なイベント」がどのような形で繰り広げられていくのかを自分の目で確かめられる機会を与えてもらえて、すごくワクワクしたことを覚えているよ。
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寺田
- 僕は、ダイナースクラブカードってすごいことをするんだなというのが、最初の印象でした。そもそも由緒あるお寺を貸し切るということ自体がすごく特別な体験ですし、そこを自由に拝観できるだけでなく、会員様限定で非公開エリアまで見ることができましたからね。また、皆さんで一斉に木魚を叩くという体験も盛り込まれていて、関係者間でも注目度が非常に高いイベントで、ダイナースクラブカードらしさがあるなと感じていました。
Session 02
各自が全力で担った役割
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木村
- みんな当日はどんな役割で動いていた?
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田尻
- 午前中は主に降車場で、車から降りてこられた会員様を受付場所まで誘導する役割を担っていました。午後からは御影堂の中でのイベントに参加する会員様からチケットを受け取り、パンフレットを渡すという受付業務です。話しかけてくださる会員様が多かったのですが、とてもフレンドリーな方が多く、いい意味でのギャップを感じました。
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井上
- 僕も主に会員様の誘導を任されていたから、お手洗いの場所をご案内したり、困っている方をサポートしたりといったことをやっていたよ。自分の立ち居振る舞いがそのままダイナースクラブカードのブランドに直結すると考えていたから、潜在的なご要望を見つけるためにも常に目を凝らしていた。
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木村
- 私も井上さんと同じように誘導を担当していたけど、年配の方も多くいらっしゃったから、なるべくご負担にならないように注意しながらサポートをするようにしていたよ。楽しみにご来場いただいたイベントで、怪我などのアクシデントはあってはならないことだからね。
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半場
- 会場には急な階段もあったりしたし、安心して楽しめることも品質の一つだったよね。一方で私は主に会場の設営に携わっていたよ。会員様がお堂に集まって木魚を叩くというイベントのために、およそ700名分の木魚を並べたんだけど、お寺の大切な備品だったから扱いにはすごく緊張した。
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寺田
- 私も半場さんと同じ担当だったのですが、本当に大変でしたよね。木魚だけでなく、法要椅子も人数分を設置しなければなりませんでした。とにかく会場は広いですし、半場さんの言う通り、お寺の歴史ある備品ですから細心の注意を払うことも必要でした。しかし、だからこそ「特別なイベントを行っているんだ」という感覚はこみ上げてきましたね。
Session 03
その中で感じられた
会員様との距離
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井上
- みんなそれぞれの担当で色々な苦労があったんだね。その中で特に印象に残っていることってある?
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木村
- 会員様に同行している時に「ダイナースクラブカードさまさまだね」や「もっとカードを使わなきゃね」と笑顔で話しかけてくださった会員様はとても印象に残っているよ。このイベントを心から楽しんでいただけたんだなと感じられて、すごく嬉しかった。
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半場
- 私も「あの非公開エリアのチケットはすぐに売り切れちゃったから、もっと早く買わないとだめね」といったことをフレンドリーに話かけていただいたよ。そこから、すごく楽しみにしてくださっていたんだと感じられたね。
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井上
- 感謝のお言葉をいただくことは多かったし、それは一番のやりがいだったよね。寺田さんはどう?
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寺田
- 私は約700名の会員様が一斉に木魚を叩く姿に圧倒されました。一定のリズムで長い時間叩かれるのですが、ズレることもなく、すさまじい音色でした。この先、恐らく一生見ることも聞くこともできないであろう特別な瞬間に感動しかなかったです。
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田尻
- 確かにこの先で体験できないであろうと思えるくらいのものでしたよね。法話も少しだけ聞く機会があり、それもまた特別な体験だったと思います。あとは、今回のイベントでは当社の沖縄営業所や大阪営業所の社員も参加されていたので、そういった方々とお話できたことも収穫の一つでした。普段は電話でしか会話をしていなかったのですが、直接会えたことで親近感が湧きましたね。このイベントの後からは仕事がしやすくなったように感じています。
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井上
- その点も確かに大きなメリットだったよね。
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寺田
- 業務で関わること以上のコミュニケーションをお互いに取れたのが、すごくよかったと思います。「イベントの成功」という大きな目標にみんなで一緒に向かっていくことは、これからの業務の中でも発揮されていきそうですよね。
Session 04
会員様像を描きながら
今後の業務に生かしていく
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半場
- 今回のイベントに参加して色々な思い出ができたけど、やはり一番は自分の仕事が会員様につながっていることを実感できたことかな。私が携わった木魚並べは、会員様に特別な体験をしていただくための仕事。それがあったからこそ、700名が一斉に木魚を叩くという壮大な体験が生まれたんだって思うと、実際の仕事も同じようなことなのかもって感じられたんだよ。
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田尻
- バックオフィスの仕事って、なかなか成果が見えづらいですもんね。
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半場
- そう。でも、自分の仕事もこうやって会員様の幸せにつながっていると思えたから、仕事にもモチベーションを感じられるようになったよ。
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井上
- 本当に言う通りだと思う。私は、今回のイベントがダイナースクラブカードのブランドスローガンである「ここでしか、見つけられないものがある。」を体現したものであると実感できたことが自分の中では大きかったな。ダイナースクラブらしさがどういうことなのか、改めてしっかりとインプットできたよ。
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寺田
- そうですね。知恩院という誰もが知っている場所を貸し切ったことが、ダイナースクラブらしさだなと思いました。「ここなら必ず特別な体験になる」といった目利き力は、これまでの歴史の中で培われてきたものなのだと思います。その感覚がこのイベントで身についたと思いますね。
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田尻
- 私は、チーム内でCS(Customer Satisfaction)・CD(Customer Delight)を推進する委員だったので、ただお客様の声をサービスに反映させるだけでなく、それ以上の感動と喜びを感じていただくという、ダイナースクラブらしさを実感できたことは、皆さんと同じようによかったと感じています。
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木村
- 「本物は、ずっと残る。」という言葉にも当てはまるよう、このイベントそのものがダイナースクラブらしさをよく表していると感じられたよね。今後もこの感覚を実際に仕事に生かしていきたいと思うよ。
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井上
- そうだね。お一人おひとりの会員様にどう尽くしていくか。いかに特別な体験をご提供できるか。全員がその気持ちを持っていれば、いいものをよりいいものにしていくことができるよね。
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木村
- その醍醐味を感じることができれば、仕事のやりがいは尽きないと思う。これからもみんなでいいサービスをつくっていけたらいいよね。
※所属部署・部署名は取材当時のものです。